# 未来の冷却は「ゼロエネルギー」！SPACECOOLと日立が社会インフラを冷やす画期的な実証を開始

- 引用するときのURL: https://zokuho.com/2026/09/17/lr31422-b11/
- 公開: 2026-09-17T10:40:46+09:00
- 分野: テクノロジー

> 近年、地球規模で進む気候変動は、私たちの生活を支える社会インフラにも大きな影響を与えています。 今回の発表 そんな中、追加のエネルギーを一切必要としない画期的な技術「放射冷却」が注目を集めています。 この技術を持つSPA…

近年、地球規模で進む気候変動は、私たちの生活を支える社会インフラにも大きな影響を与えています。

今回の発表

そんな中、追加のエネルギーを一切必要としない画期的な技術「放射冷却」が注目を集めています。

この技術を持つSPACECOOL株式会社と、社会インフラ分野で長年の実績を持つ株式会社日立製作所が手を組み、社会インフラの安定運用と省エネルギー化を両立する新たな熱対策の実現に向けた実証実験を開始しました。

「放射冷却」とは、太陽光を反射して熱の吸収を抑えつつ、物体が持つ熱を赤外線として宇宙空間に放出することで、追加のエネルギーなしで外気温よりも温度を低下させる技術です。

特に、熱が地球の大気を透過しやすい「大気の窓」（波長8-13μmの赤外線）の波長域を利用して宇宙に熱を逃がすことで、日中のゼロエネルギー冷却を可能にします。

そこまでの説明

SPACECOOLが開発した放射冷却素材「SPACECOOL」は、この原理を応用した世界最高レベルの性能を持つ新素材です。

太陽光の約95%を反射し、同時に物体から出る熱の約95%を赤外線として宇宙に放射することで、まさに「日中のゼロエネルギー冷却」を実現します。

この画期的なSPACECOOLの放射冷却技術と、日立が社会インフラ分野で培ってきた設備の設計・運用・保守に関する豊富な知見を組み合わせることで、実環境における温度上昇抑制効果だけでなく、設備特性、設置環境、運用・保守条件を踏まえた適用性を検証します。

これにより、社会インフラ設備への導入に必要な「適用・運用モデル」の構築を目指します。

具体的には、日立グループが関わる電力設備、データセンター関連設備、直射日光を受ける屋外設備などを対象に、放射冷却技術の適用実証を段階的に進めます。

実証で得られたデータをもとに、地域ごとの気候条件も考慮した導入・運用モデルを検討し、幅広い社会インフラ設備への展開を目指していくとのことです。

配信元：Letter Release（2026年9月15日掲載）。数値・日時・条件は元の発表を編集部が組み替えたものです。

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