# クレンジング課題にピュアビタミンCで挑む －ピュアビタミンCの作用を検証し、新たなクレンジング製剤技術を開発－

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- 公開: 2026-10-15T04:42:07+09:00
- 更新: 2026-10-16T21:45:43+09:00
- 分野: 医療・福祉

　ロート製薬株式会社（本社：大阪市、社長：瀬木英俊）は、クレンジングに求められる洗浄力と肌への配慮を両立させるという課題に対し、長年研究を重ねてきたピュアビタミンC（以下、VC）の新たな可能性を見出しました。VCが洗い落としにくいと考えられる酸化皮脂に作用すること、また、クレンジングの主成分である界面活性剤による表皮細胞へのダメージを抑制することを確認しました。さらに、VCを高濃度で溶解したグリセリン相とオイル相が連続するバイコンティニュアス構造※を保持することで、肌になじませる瞬間からVCが肌に触れやすいオイルクレンジングの製剤技術を開発しました。これらの知見を今後の製品開発へ応用していきます。

※バイコンティニュアス構造：水になじみやすい相と油になじみやすい相が、それぞれ連続的につながりながら共存する構造。

１．研究成果のポイント

◆ VCがスクアレン由来の過酸化物量を低減する可能性を確認
◆ 界面活性剤曝露による細胞膜形態の変化や生細胞数の減少をVCが抑制する可能性を確認

◆ VCの高濃度・安定配合と、肌になじませる瞬間からVCが肌に触れやすい製剤構造を両立するクレンジング技術を開発

２．研究の背景

クレンジングの課題にVCの可能性を活かす新たな発想

クレンジングには、メイクや余分な皮脂などの汚れをきちんと落とすことが求められます。一方で、毎日使うものだからこそ、洗浄時の肌への影響にも配慮する必要があり、その両立を目指して基盤研究、製剤開発を進めています。
　当社は、洗浄成分の工夫だけでなく、長年研究を重ねてきたスキンケア成分であるVCの特性を、クレンジングにも活かせないかと考えました。VCは抗酸化作用、抗炎症作用など、さまざまな特性を持つ成分として知られ、美容液などのスキンケア製品に広く活用されています。しかし、クレンジングは洗い流すものであり、その短い時間にVCがどのような作用を示すのかは十分に明らかになっていません。

　そこで当社は、VCのもつ抗酸化作用に着目した酸化皮脂への作用と、界面活性剤曝露によって表皮細胞に生じる変化への影響という二つの視点から、クレンジングにおけるVCの可能性を検討しました。また、VCの特性を実際のクレンジングで活かすため、高濃度かつ安定した状態で配合する製剤技術の開発にも取り組みました。

３．結果

結果１　VCがスクアレン由来の過酸化物量を低減した

　クレンジングによって取り除きたい酸化皮脂に着目し、皮脂成分の一つであるスクアレンを酸化させたモデルを用いて、界面活性剤とVCを併用した際の影響を評価しました。酸化させたスクアレンを界面活性剤のみで処理した条件と比較したところ、VCを同時に添加した条件では、スクアレン由来の過酸化物量が低下しました。この結果から、クレンジングを想定した短時間においても、VCが酸化皮脂に作用する可能性が示されました。

図１：洗浄を想定した3分間の処理による酸化スクアレン由来の過酸化物量へのVCの影響

＜試験方法＞
UVA照射により酸化させたスクアレンに対し、界面活性剤のみ、または界面活性剤とVCを添加し3分間処理した。処理後、DPPP法を用いて酸化スクアレン量を測定した。（n=6; mean ± SD. Tukey-Kramer,  p<0.05, * p < 0.01, *** p < 0.001. ロート製薬研究所実施）。

結果２　VCが界面活性剤曝露による表皮細胞の変化を抑制した

クレンジング時の界面活性剤による肌への影響に着目し、表皮細胞に生じる変化とVCの作用を検討しました。ヒト表皮細胞を界面活性剤に3分間曝露したところ、界面活性剤のみの条件では、細胞膜の輪郭が不明瞭になり、細胞膜形態の乱れがみられ、生細胞数の減少も確認されました。一方、界面活性剤とVCを同時に添加した条件では、細胞膜の輪郭が保たれ、生細胞数も維持されました。

図２：洗浄を想定した3分間の界面活性剤曝露による表皮細胞膜の変化とVCの影響

＜試験方法＞
ヒト表皮角化細胞に界面活性剤のみ、または界面活性剤とVCを同時に曝露し、3分間の処理後、細胞膜および細胞核を蛍光染色し、細胞膜形態の観察および生細胞数を評価した。（n=3; mean ± SD. Dunnett（vs. control）, ** p < 0.01. ロート製薬研究所実施）。

結果３　VCの高濃度・安定配合と、肌になじませる瞬間からVCが肌に触れやすい製剤構造を両立するクレンジング技術を開発

　クレンジングにVCの特性を活かすため、VCをオイルクレンジングに安定して配合するとともに、肌になじませる際にVCが肌に触れやすい製剤技術の開発に取り組みました。VCは水に溶けやすい一方、水が存在する環境では分解されやすく不安定な成分です。そのため、VCを高濃度かつ安定した状態でオイルクレンジングに配合するには、製剤上の工夫が必要でした。これまで培ってきたVC製剤研究の知見を活かし、1,000処方以上の検討を重ね、VCを溶解したグリセリン溶液（VCセラム相）をオイルクレンジング中に安定して共存させる製剤技術を開発しました。構造解析の結果、本製剤では、オイル相とVCセラム相が連続的に共存する「バイコンティニュアス構造」を形成していることを確認しました。この構造により、肌になじませる瞬間からVCセラム相が肌に触れやすいという製剤特性を持つことが分かりました。

なお、アスコルビン酸（VC）を包含する本クレンジング製剤技術は、日本において特許を取得しています（特許第7939518号）。

図3：VCを含むグリセリン溶液とオイルが共存する製剤構造（イメージ図）

４．今後の展望

 本研究から、洗い流すことを前提としたクレンジングにおいても、VCを活かせる可能性が見えてきました。今後も、これまで培ってきたVC研究と製剤技術を活かし、使用場面や剤形にとらわれることなく、さまざまな角度からVCの肌への有用性をさらに追究してまいります。

本記事は、ロート製薬株式会社が2026年10月14日にPR TIMESで発表したプレスリリースを原文のまま掲載しています。
元のリリース：クレンジング課題にピュアビタミンCで挑む －ピュアビタミンCの作用を検証し、新たなクレンジング製剤技術を開発－

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