# アサヒテクノリサーチ、RCF含有調査・分析を11月5日から自社内で提供開始　標準納期は試料受領から1週間

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- 公開: 2026-11-05T14:46:34+09:00
- 分野: 環境・エネルギー

環境調査や品質保証の分析・実験を手がける株式会社アサヒテクノリサーチ（本社：広島県大竹市、代表取締役社長：伴丈 修）は、断熱材・保温材・耐火材などに含まれるRCF（リフラクトリーセラミックファイバー）の含有調査・分析サービスを、2026年11月5日（木）から自社内で提供開始しました。試料の受領から報告書の発行までを同社が一貫して担い、標準納期は1週間です。

特化則の対象物質、工事前の含有確認が重要に

RCFは耐熱性・耐火性に優れた繊維状の材料で、アスベストの代替材料としても使われてきました。その一方で、発がん性などの有害性が指摘されており、2015年に特定化学物質障害予防規則（特化則）の規制対象となっています。

そのため、RCFを使った工業炉や設備の補修・更新・解体工事などでは、対象となる材料にRCFが含まれているかを事前に確かめ、作業時のばく露防止対策を適切に講じることが重要とされています。

同社によると、近年は電力、化学、非鉄金属、プラント関連企業をはじめ、設備保全会社、断熱工事会社、建設会社、環境調査会社などから、断熱材・耐火材のRCF分析や、設備の解体・撤去工事に伴う調査の依頼が増えているといいます。同社はこれまでRCFの含有調査・分析を外部に委託して対応してきましたが、こうしたニーズに応えるため、自社内で対応できる体制を整えました。これにより、案内から分析、結果の報告までを一貫して管理できる体制となります。

外部委託から自社完結へ、納期と対応力を見直し

分析を自社内で完結させることで、これまで外部委託先との調整や試料の輸送にかかっていた時間を削減し、標準納期1週間での対応が可能になります。また、進捗状況を把握しやすくなり、顧客からの納期や分析内容に関する問い合わせにも、柔軟かつ迅速に対応できるとしています。

サービスの概要

- 分析対象：断熱材、保温材、耐火材などに含まれるRCF

- 分析内容：定性分析（RCFの含有有無の判定）

- 分析方法：分散染色法（偏光顕微鏡）、SEM-EDX（走査電子顕微鏡）

- 標準納期：試料受領から1週間

- 必要試料量：ゴルフボール1個分程度

- 料金：別途問い合わせ

- 分析体制：第一種作業環境測定士が分析を担当

アスベスト分析の知見を生かした2段階の判定

分析には、同社がアスベスト分析で培ってきた顕微鏡分析の知見を活用します。流れは、試料受領、分散染色法による判定、SEM-EDXによる観察、報告書の発行の順です。分散染色法では、繊維を特定の屈折率の液に浸して偏光顕微鏡で観察し、繊維に現れる色の違いからRCFかどうかを判定します。この段階でRCFと判定できた時点で分析は完了となり、判定が難しい場合にはSEM-EDXで繊維の形状や元素組成を確認します。

なお、RCFには公的に定められた分析方法や専用の資格はありませんが、同社では第一種作業環境測定士が分析を担当します。

担当責任者のコメントと今後の展開

第2計測部の佐々木 聡一部長は、「近年、アスベストに加え、RCFなどの有害物質調査に対するニーズが高まっています。これまで培ってきたアスベスト分析の知見とSEM-EDX、偏光顕微鏡による分析技術を活かし、RCF含有調査・分析サービスの自社対応体制を構築いたしました。これにより、より迅速かつ一貫したサービスの提供が可能となります」とコメント。今後も技術の向上と対応領域の拡大に努め、顧客の課題解決と安全な作業環境の確保に貢献していく考えを示しています。

同社は今後、既存のアスベスト分析の顧客への提案に加え、工場設備の改修・解体工事に関わる企業、断熱工事会社、プラントエンジニアリング会社などへの営業活動を通じて、RCF分析の受注拡大を目指すとしています。1989年5月に設立された同社は、環境測定・分析（水質、土壌、廃棄物、アスベスト）、医薬品製造用水の品質試験、品質調査（RoHS・ELV、材料分析）、医薬品関連分析（ニトロソアミン類・NDSRIs）を事業としており、今後もアスベストをはじめとする繊維状物質の分析技術を磨いていく方針です。

出典：株式会社アサヒテクノリサーチ

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