産経新聞社(東京都千代田区、社長・羽成哲郎)は、製造業の今後を考えるイベント「ものづくり戦略フォーラム in 大阪 : 商都・大阪から描く、ものづくりの未来 ―変化を機会に変える『戦略』と『実行力』―」を、11月27日(金)12時半から大阪・梅田の「ホテルモントレ大阪」(大阪市北区)で開きます。現在、参加者を募集しています。
テーマは、AIやデジタル技術を使った現場改革や生産性の向上など、次世代の現場づくりに向けたアプローチです。関西の製造業をリードする3社のキーマンが、それぞれの考え方や取り組みを紹介します。基調講演のほか、製造業の現場や業務に役立つソリューションの紹介、参加者同士のミートアップや交流会も予定されています。
3社のキーマンが語る基調講演
パナソニック ホールディングス:生成AI時代に磨くべき「勝てる強み」
基調講演(1)には、パナソニック ホールディングス株式会社の執行役員でグループCTOを務める小川立夫氏が登壇します。演題は「生成AI時代の真価:日本の製造業が今、磨くべき『勝てる強み』とは」。AIの急速な進展によって、製造業の競争ルールそのものが根底から覆されつつあるという問題意識のもと、これまで強みとしてきた独自の技術力や熟練のノウハウ、情報収集力が生成AIの登場でどう再定義されるのかを取り上げます。激しく変わる環境のなかで、日本の製造業が守り抜くべきコア価値と、磨くべき競争力について考える内容です。
カナデビア:創業145年企業のデジタル戦略
基調講演(2)は、カナデビア株式会社の取締役兼常務執行役員でICT推進本部長の橋爪宗信氏による「創業145年のカナデビアのデジタル戦略・変革推進の取り組みについて」です。同社は1881年に「大阪鉄工所」として創業し、その後「日立造船」へと社名を変えながら、主力事業を造船から環境・脱炭素事業へと移してきました。現在は「カナデビア株式会社」へと再び社名を変更し、第三の創業ともいえる段階でグローバルな成長を目指しています。
ものづくりとエンジニアリングを強みとしてきた同社は、今後デジタルも重要な強みとしていくため、ITやデジタル技術、生成AIやエージェンティックAI、さらにはフィジカル・ロボティクスなどを事業に完全に融合させる取り組みを極めて重要と位置づけています。講演では、同社のデジタル戦略と、その推進の土台となる施策や取り組みが紹介されます。
ダイセル:AIで進化する「ダイセル式生産革新」
基調講演(3)では、株式会社ダイセル 生産本部モノづくり革新センター所長の灰塚真浩氏が「ダイセル式生産革新をAIで進化」をテーマに話します。ダイセルは1990年代後半から「ダイセル式生産革新」に取り組み、生産の視点から事業を再設計することで、工場運営の最適化と生産性向上を実現してきました。
さらにその進化系として、同社は東京大学との共同研究により、独自AIを搭載した「自律型生産システム」を開発しました。このシステムは熟練者の運転ノウハウを形式知化し、プロセスデータと組み合わせることで、高度な予測や異常検知を可能にするものです。講演では、人と機械が互いに学び成長し続ける次世代のモノづくりについて解説します。
開催概要と申し込み方法
定員は先着100人で、参加費は無料です。なお、主催者側で参加資格を確認したうえで、参加の可否が決まります。詳細の確認と申し込みは、専用の申し込みページから受け付けています。
- 名称:ものづくり戦略フォーラム in 大阪 : 商都・大阪から描く、ものづくりの未来 ―変化を機会に変える「戦略」と「実行力」―
- 日時:2026年11月27日(金)12:30~18:30
- 会場:ホテルモントレ大阪(大阪市北区)
- 定員:100人(先着順、参加費無料)※主催者側で参加資格の確認を行い、参加の可否を決定
- 申し込み締め切り:2026年11月25日(水)
- 主催:産経新聞社、Tebiki株式会社
- 協賛:株式会社フライウィール ほか
- 問い合わせ:産経新聞DXセミナー事務局(メール:ml.convention.div@sankei.co.jp)
出典:産経新聞社