環境保全型農業に取り組むAGBIOTECH(アグバイオテック)株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:中西隆允)と、一般社団法人Planetary Platformers Initiative(PPI、本社:東京都港区、共同代表理事:竹村眞一、西山泰央)は、2026年10月15日付で包括的なパートナーシップ協定を締結しました。目指すのは、地球規模の環境課題の解決と人類の健康を同時に達成する「プラネタリーヘルス(地球の健康)」の実現です。
地球環境の変化が「食と農」に影響、地球全体のシステムとして課題を捉える
両者によると、地球環境の急速な変化は、人類の健康や生存基盤である「食と農」に深刻な影響を与えています。こうした課題には部分最適で対処するのではなく、地球全体をひとつのシステムとして捉え、人と地球の双方を健康にする「プラネタリーヘルス」のアプローチが世界的に求められているといいます。
AGBIOTECHは、環境保全型農業を通じて、地球(土壌)と人々の健康が両立する社会の実現を目指しています。一方のPPIは、地球規模の視点からさまざまなセクターをつなぎ、持続可能なプラットフォームの構築に取り組む団体です。両者は、互いが手を組むことで従来の枠組みを超えたイノベーションを生み出せると確信し、今回の協定締結に至りました。
気候変動や食糧危機への新たなソリューションを開発
両者はそれぞれの強みを生かし、気候変動や食糧危機、土壌・生態系の悪化に対応する新たなソリューションの開発と社会実装に向けて、長期的な協力関係を築いていく方針です。今後は協定に基づき、プラネタリーヘルスの実現に向けた取り組みを多角的に推進するとしています。さらに、環境保全型農業における技術と地球規模のプラットフォームの融合により、持続可能な地球社会の実現に向けて具体的な歩みを進めていくとしています。
そもそも「プラネタリーヘルス」とは
プラネタリーヘルスは、人類の健康と、それを支える地球環境(生態系、気候、生物多様性など)の健全性は切り離せないという理念です。2015年、医学誌『The Lancet(ランセット)』とロックフェラー財団が共同で組織した「ランセット・ロックフェラー財団委員会」の報告書で提唱され、世界的なパラダイムとなりました。
この概念は、「人間の健康」のみに焦点を当ててきた従来の公衆衛生の考え方を拡張したものです。地球全体の健康を維持することが、結果として人類の持続可能な未来につながるとされ、両者はこれを今世紀最も重要視されている概念と位置づけています。
連携先のPPIはどんな団体か
PPIは2025年4月1日に設立された一般社団法人で、所在地は東京都港区赤坂5丁目3番1号 赤坂Bizタワー23階です。主な事業は次のとおりです。
- 地球規模でのビジョンと高い技術をもった企業同士の出会いの創出
- 上記の有望技術をもつ企業の発掘と、グロースに向けたサポート
- 先進技術同士の共創および社会実装型ソリューションの開発
- 参画企業の技術レクツアー、国内外事例のエクスカーションの企画運営
- 上記に附帯または関連する研究・事業