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Lister、戦略17分野「バイオ医薬品」関連企業データベースの特設サイトを公開 需要を10領域に整理した「需要波及マップ」も

Lister、戦略17分野「バイオ医薬品」関連企業データベースの特設サイトを公開 需要を10領域に整理した「需要波及マップ」も

製造業領域に特化した産業データベースを開発する株式会社Lister(本社:東京都港区、代表取締役:永良慶太)は、「戦略17分野『バイオ医薬品』関連企業データベース」の特設サイトを公開しました。日本政府が重点的に投資を進める「戦略17分野」を対象にした企業データベースシリーズの一つです。サイトでは、バイオ医薬品の研究開発・製造・供給に関わる需要を10領域に整理した「需要波及マップ」を公開しています。あわせて、全国の関連企業をまとめる企業データベースの正式提供に向けて、事前登録の受付も始めました。

バイオ医薬品・再生医療等製品を支える需要の全体像
バイオ医薬品・再生医療等製品を支える需要の全体像

国の重点投資分野と企業の接点を見える化

政府が官民投資を促進する「戦略17分野」のうち、「合成生物学・バイオ」では、バイオ医薬品・再生医療等製品等が重点的な取り組みの対象とされています。バイオ医薬品の分野には、製薬企業や創薬企業だけでなく、製造受託、原材料、製造設備、分析・試験、施設管理、保管・輸送など、多様な企業が関わっています。

こうした成長分野と自社事業の接点を探るには、主要企業の動向に加えて、研究開発や製造に必要な設備・材料・業務まで把握することが重要だと同社は位置づけています。Listerは、政策上の重点分野を市場調査や事業開発に使える情報として整理するため、需要領域と各企業の製品・サービスを結び付けたデータベースの整備を進めています。今回の特設サイトは、その正式提供に先立ち、業界の全体像や関連領域を確認できるものとして公開されました。

需要波及マップ
需要波及マップ

研究開発から供給までを10領域で整理

特設サイトでは、研究開発から製造・供給までに必要な機能や業務を、次の10領域に分けて示しています。

  • 創薬・製品設計と評価:候補物質の探索、製品設計、機能・特性の評価
  • 製造工程の開発・移管:製造プロセスの開発、スケールアップ、技術移管
  • 非臨床・臨床開発:非臨床試験、臨床開発に関わる支援業務
  • 製造原料・細胞等の確保:培地、試薬、細胞などの原料・資材
  • 製造の実施・受託:バイオ医薬品等の製造、製造受託
  • 製造設備・工程用資材:培養・精製設備、ろ過製品、工程用容器・配管等
  • 品質評価・試験:分析、品質試験、微生物試験等
  • 施設・用役・保守:製造施設、空調・水等の設備、保守
  • 保管・輸送・供給管理:温度管理、保管、輸送、供給管理
  • 生産・品質情報の管理:製造記録、品質情報、関連システム

医薬品そのものを開発・製造する企業から、その活動を支える設備・資材・専門サービスまで、関連する産業領域を横断的に把握できる構成です。

「需要波及マップ」で設備・資材・業務のつながりを把握

需要波及マップは、バイオ医薬品の研究開発・製造・供給に必要な機能と、それを支える設備・資材・業務の関係を整理したものです。たとえば製造工程に関わる培養・精製設備を起点に、工程で使う容器・配管・ろ過製品、品質を確かめる分析・試験、製造環境を維持する設備・保守などへと視野を広げられます。自社の製品や技術に近い領域から関連する用途や周辺領域をたどり、参入分野や営業・協業先を検討する際の調査に使えるとしています。なお、マップは需要と機能・設備・資材・業務の関係を示すもので、個別企業間の発注関係や投資金額の配分を示すものではないと説明しています。

企業データベースは正式提供予定、事前登録を受付中

正式提供を予定している企業データベースでは、企業の基本情報に加えて、関連する製品・サービス、対応する需要領域、研究開発・製造・供給における役割などを整理します。企業名の一覧にとどまらず、「何を提供している企業なのか」「バイオ医薬品のどの工程や需要に関わるのか」を確認しながら調べられる構成にするとしています。特設サイトでは需要領域とその関係を公開し、個別企業の情報は企業データベースとして提供する予定です。現在は関連企業の調査とデータ整備を進めており、特設サイトから事前登録した人には、正式提供開始時に案内が届きます。

想定される活用場面として、同社は次の4つを挙げています。

  • 業界の全体像把握・市場調査:需要領域や周辺産業を把握し、重点的に調査する市場を検討する
  • 営業先・協業先の候補探索:自社の製品・サービスに関連する工程や設備を起点に、提案先や協業先の候補を調べる
  • 新規事業・新市場への参入検討:材料、部品、加工、計測、設備、物流などの既存技術とバイオ医薬品分野との接点を探る
  • 金融機関・自治体等による地域企業支援:地域企業の技術やサービスが国の重点投資分野のどこに関わるかを把握し、事業開発支援や企業間連携の検討に役立てる

情報は、政府の政策資料、企業の公式サイト、製品資料、事業紹介、発表資料などをもとに、Listerが独自に調査・整理したものです。特設サイトと企業データベースは、政府が認定する企業一覧や補助金の採択企業一覧ではなく、個別企業の将来の受注・納入や売上寄与を予測するものでもないとしています。

Listerは、経営企画、市場調査、新規事業、営業企画などに活用できる情報の整備を進めている企業です。代表取締役の永良慶太氏は、東京大学工学部を卒業し、東京大学大学院工学系研究科を修了。株式会社キーエンスに新卒で入社し、三次元測定機やレーザー顕微鏡などの開発、画像処理アルゴリズム開発、工場における検査自動化プロジェクトに携わりました。その後、ロボット開発スタートアップで経営企画に従事し、独立しています。

出典:株式会社Lister

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