ビジネス

社員アンケートの「特になし」は満足のサインではない――結果を“職場の対話”に変える3ステップを公開

100社以上・累計6,000名超の研修現場での経験をもとに、結果が活かされない理由と、結果が出てから1か月でやること、3か月後に確かめたい変化のサインを整理しました。 今回の発表 「風通しが悪い」といった漠然とした不満も…

100社以上・累計6,000名超の研修現場での経験をもとに、結果が活かされない理由と、結果が出てから1か月でやること、3か月後に確かめたい変化のサインを整理しました。

社員アンケートの「特になし」は満足のサインではない――結果を“職場の対話”に変える3ステップを公開

今回の発表

「風通しが悪い」といった漠然とした不満も、「週1回の共有会を30分に短縮して、雑談の時間がほしい」のような具体的な提案に変わっていきます。

反対に、記述が減ったり「特にありません」「特になし」が増えたりしたときは要注意です。

それは満足の表れではなく、「書いても何も変わらない」というあきらめが職場に広がっているサインであることが多いからです。

アンケート結果が職場の変化につながらない原因は、ほぼ次の5つに集約されます。

そこまでの説明

透明性を大切にして結果をそのまま返しても、受け取った側には「あなたの部署が低い」という通知として届き、翌年の回答そのものが歪んでしまうことがあります。

1. 絞る :今年動かす項目を1つ、対象を1部署(または1階層)に決める。

基準は「最も低い項目」ではなく「最も低く、かつ人事や職場の取り組みで動かせる項目」です。

給与水準や事業の将来性のように研修や対話では動かないテーマを選ぶと、1年後に「やはり変わらなかった」という結論だけが残ります。

2. 読む :対象部署の自由記述を、集計せずに「人間関係」「仕事そのもの」「制度」の3つに分けて読む。

「相互理解の項目が2.1でした」と伝えるのではなく、「お互いのことをどれくらい知っているか、一度話してみませんか」と誘う。

発表元:株式会社クック・ビジネスラボ/配信元:Letter Release(2026年9月28日掲載)。数値・日時・条件は元の発表を編集部が組み替えたものです。