これまでのデジタルコマースでは、消費者が自分で商品を検索し、ウェブサイトやECサイトで比較・検討し、購入するという流れが一般的でした。
今回の発表
しかし、生成AIやAgentic AI(自律的に行動するAI)の進化により、この購買ジャーニーは大きく変わろうとしています。
従来の「Search → Browse → Buy(検索→閲覧→購入)」から、今後は「Ask → Decide → Buy(質問→決定→購入)」へと変化していくことが予想されます。
つまり、消費者がAIに質問すると、AIエージェントが複数の商品を探索・比較・評価し、その結果をもとに意思決定や購買をサポートする世界が現実になりつつあるのです。
Customer Experience(CX)からAgent Experience(AX)へ。
そこまでの説明
AIエージェントが購買行動に関わる時代には、これまでの顧客体験(Customer Experience:CX)に加えて、AIエージェントが商品を正しく理解し、評価できるように情報を提供する「Agent Experience(AX)」という視点が非常に重要になります。
商品名やスペック、説明文、価格、カテゴリー、画像・動画といった商品情報やデジタルアセットを正確かつ一貫した形で管理し、必要なチャネルへ迅速に提供できる環境が、これまで以上に求められます。
さらに、AI時代には、情報が存在するだけでなく、AIが理解・評価・活用できるよう、商品情報の品質や構造を整えることが重要です。
PIM(商品情報管理)、DAM(デジタルアセット管理)、PXM(商品体験管理)といったソリューションは、信頼できる唯一の情報源(Single Source of Truth)として商品情報を管理し、今後のAgent Experience、そしてAgentic Commerceを支える基盤として、その役割を広げていくことでしょう。
Product Experience Summit Tokyoは、今回で8回目を迎える歴史あるイベントです。
これまでに、ミズノ、ロート製薬、パナソニック コネクト、リコー、サンドラッグ、ドームなど、様々な業界で商品情報管理やデジタル変革を推進する企業が登壇し、PIM/PXMへの取り組みや、商品情報の一元化、業務改革、デジタルチャネルへの展開といった実践に基づく知見を共有してきました。
配信元:Letter Release(2026年9月9日掲載)。数値・日時・条件は元の発表を編集部が組み替えたものです。