2026年8月の海外旅行市場では、平均予算指数が2025年4月を1.00とした場合1.36倍となり、過去13ヶ月で最高水準を更新しました。

今回の発表
これは、夏休みというピークシーズンによる価格上昇に加え、旅行者が「日数の長さ」よりも「ホテルのグレード」に投資する傾向が顕著になったためと考えられます。
円安や燃油サーチャージの上昇を意識し、価格を固定する目的で早期予約を選ぶ旅行者が多いようです。
平均ツアー日数指数は1.05倍と小幅な上昇に留まり、長期滞在よりも短期間で質の高い体験を求める傾向が見られます。
特に韓国旅行では「ホカンス(ホテル+バカンスの造語)」と呼ばれる、2〜3泊のホテル滞在型旅行が主流であり、これが全体の平均日数を大きく押し上げない要因となっています。
そこまでの説明
旅行先の人気ランキングでは、韓国が引き続き1位を維持したものの、構成比は前月から大きく減少しました。
代わりに、フィリピン(前月比+193.8%)、タイ(同+174.5%)、台湾(同+130.8%)が急上昇し、夏休みシーズンならではの分散傾向が明確になりました。
特に急上昇した3カ国には「いつもより遠く、いつもより上質に」という夏休み需要が共通して見られます。
フィリピンではセブ島への直行便と5つ星リゾートの組み合わせが、ファミリー層やカップル層から絶大な支持を集めました。
タイではバンコクのラグジュアリーホテルに加え、プーケットやサムイ島のビーチリゾートが人気を集め、台湾は旅行者数ベースで最大規模を維持しつつも、近距離で観光・グルメが充実している点が高く評価されています。
2026年8月のツアータイトルからは、以下の旅行トレンドが読み取れます。

配信元:Letter Release(2026年9月9日掲載)。数値・日時・条件は元の発表を編集部が組み替えたものです。