包括連携協定に基づく最初の共同投資案件
東京ガス株式会社が100%出資する子会社のプロミネットパワー株式会社(代表取締役社長:伊藤 英臣)と、エネグローバルホールディングス株式会社(代表取締役社長:李 力欧)は、高圧太陽光発電所を取得・保有する特別目的会社(SPC)「エネグローバルテラグリーン1号合同会社」を共同で設立しました。東京ガスとエネグローバル株式会社が2026年4月21日に締結した「太陽光発電事業の共同事業開発に向けた包括連携協定」に基づくもので、最初の共同投資案件となります。
SPCへの出資割合は、プロミネットパワーとエネグローバルホールディングスがそれぞれ50%です。SPCは、事業資金を使途とするプロジェクトファイナンスの融資関連契約を締結しました。あわせて、発電所の取得、建設、保守管理、電力売買などに関する各種プロジェクト関連契約も締結しています。
約35カ所の発電所を順次取得・運営
事業の計画では、エネグローバルが高圧太陽光発電所を約35カ所、合計設備容量約2.5万kWの規模で開発・建設します。2027年4月以降、完工した発電所から順次、SPCが取得して運営にあたります。一部の発電所では、2027年4月1日の商業運転開始に向けて、すでに順次建設が始まっています。
発電した電力と環境価値は、全量を東京ガスが調達します。調達した電力と環境価値は、東京ガスのお客さまに再生可能エネルギー電力を供給するために活用されます。
両社の強みを組み合わせたポートフォリオ管理
近年は、大規模な太陽光発電所に適した用地が減っていることに加え、比較的小規模な用地面積でも建設できる高圧太陽光発電への注目が高まっています。また、再生可能エネルギー電源の開発では、系統接続や各種許認可、地域との調整など、案件ごとのきめ細かな対応と確実な事業遂行力がこれまで以上に重要になっています。
今回の事業では、開発、EPC(設計・調達・施工)、O&M(保守管理)を一貫して手がけるエネグローバルの実行力と、電力小売をはじめとする東京ガスの事業基盤を組み合わせます。複数の高圧太陽光発電所をポートフォリオとして管理し、品質と地域共生を確保しながら、着実な事業化を進めるとしています。
「Compass2030」が掲げる脱炭素への取り組み
東京ガスは、グループ経営ビジョン「Compass2030」の中で「価値共創のエコシステム構築」と「CO2ネット・ゼロへの挑戦」を掲げています。ここでいうエコシステムとは、多くの企業がそれぞれ強みを持つ領域の技術やノウハウ、知見を持ち寄り、新たな価値を生み出していく事業生態系を指します。
同社は、一人ひとりの暮らしから地域社会に至るまでの多様な課題を解決するサービスを創出・提供し、お客さまとともにカーボンニュートラル社会の実現に貢献していくとしています。
エネグローバルテラグリーン1号合同会社の概要
- 所在地:東京都千代田区一ツ橋二丁目6番3号
- 設立日:2026年9月11日
- 代表者:代表社員 一般社団法人エネグローバルテラグリーン1号、職務執行者 安川 隆浩
- 目標開発容量・サイト数:約2.5万kW/約35カ所
- 発電所建設予定エリア:東京電力PGエリア・東北電力NWエリア
- 商業運転開始予定:2027年4月1日以降、順次開始予定
- 出資割合:プロミネットパワー50%、エネグローバルHD50%
出典:東京ガス株式会社