人材ビジネス向けマッチングシステムを手がけるポーターズ株式会社(東京都港区、代表 西森 康二)は、AIスカウト『PORTERS Assist』の料金プランを「1エントリーあたり5,000円の成果報酬」に改め、2026年10月28日から提供を始めます。初期費用は別途、1媒体あたり100,000円がかかります。2026年10月1日から提供しているパーソルイノベーション株式会社の『HITO-Linkエージェント』との連携とあわせて使うことで、求職者と求人の両面から、人材紹介事業の立ち上げ期における母集団形成を支援するとしています。
月ごとの上限件数による料金から、成果に応じた料金へ
これまでの『PORTERS Assist』は、月ごとのエントリー上限件数に応じて料金プランを設定していました。新たな体系では、成果に結びついた分だけ費用が発生する形となり、同社は少人数で事業を立ち上げるスタートアップ企業にも合うコスト感を実現するとしています。
立ち上げ期の事業者が抱える「母数」の課題
同社によると、スタートアップや異業種から人材紹介事業に参入する企業が増えています。立ち上げ期の事業者は短期間での事業成長を目指すことが多く、入り口となる求職者・求人の母数を広げたいという要望が、PORTERSの利用企業からも数多く寄せられていたといいます。
同社は『テクノロジーで世界の雇用にもっとも貢献する』をミッションに掲げています。立ち上げ期の人材紹介事業者が初期負担を抑えつつ求職者・求人の母数を確保し、少人数でも生産性を高めて決定数を増やせる環境を整えることが、求人企業の雇用促進や、求職者が多様な選択肢を持って転職できる環境づくりにつながると考え、今回の取り組みに至ったとしています。
立ち上げ期を支える3つのポイント
求職者側:成果報酬型となった『PORTERS Assist』
『PORTERS Assist』は人材紹介事業に特化したAIスカウトサービスで、求人と求職者それぞれに配慮した丁寧なスカウトを、アクティブな求職者に向けて配信します。新料金は「5,000円/1エントリーの成果報酬」と「1媒体あたり100,000円の初期設定費用」というシンプルな構成で、無効エントリーには課金されません。月ごとのエントリー上限件数をもとにしたプラン選びが不要になり、実際に発生した有効エントリー数に応じた費用で求職者との接点をつくれる仕組みです。
求人側:『HITO-Linkエージェント』との連携で、提案できる求人を拡大
パーソルイノベーション株式会社が展開する求人データベース『HITO-Linkエージェント』は、約10万件のユニーク求人を掲載しています(2026年8月末時点。複数媒体で重複掲載されている同一求人を除いて集計した、同データベースの掲載求人数)。連携により、自社で保有する求人ではマッチングできなかった場合でも、同データベースの求人をPORTERS上で候補者に提案できます。求人数を確保することで、立ち上げ期から候補者への提案機会を増やせるとしています。
なお、この連携機能を使うには、『PORTERS』と『HITO-Linkエージェント』それぞれの有償契約と所定の連携設定が必要で、どちらか一方の単体契約では利用できません。また、実際に閲覧・利用できる求人情報は、契約内容や求人の公開・募集状況などの条件によって異なる場合があります。
決定数の最大化:マッチングから決定までのプロセスを改善
獲得した求人と求職者は自動的にPORTERSに集約され、マッチングや選考の転換率の改善につなげていきます。AIを活用した業務の自動化を進め、少人数でも決定数と売上の最大化を図るとしています。
2,800社超が導入する人材ビジネス向けクラウド「PORTERS」
人材紹介・派遣企業向けのクラウド型マッチングシステム「PORTERS」は、主な機能として次の3つを挙げています。
- CRM機能:求職者の属性や経歴、過去のやりとりを一元管理して蓄積し、対応漏れや重複接触を防ぎながら、フェーズごとに適切なアプローチを行うことで紹介決定率を高める
- オートマッチング:スキル・経験・希望条件と求人案件の情報を照らし合わせ、マッチ度の高い候補者を自動で表示。条件設定も柔軟で、人の手では見落としがちな細かな要件も結びつけ、マッチング漏れや質のばらつきを防ぐ
- 人材事業に特化したダッシュボード:20年以上人材業界向けにサービスを提供してきた経験をもとに必要なデータを精査し、歩留まりを一目で把握できるKPI管理を実現。事業を立ち上げたばかりでもすぐに使える
ポーターズは東京証券取引所グロース市場に上場(証券コード:5126)し、人材ビジネス向けのクラウドサービス『PORTERS』を日本国内と海外に向けて開発・提供しています。海外12ヶ国を含む人材紹介・派遣会社を中心に2,800社を超える導入実績を持ち、人材戦略支援マガジン「PORTERS MAGAZINE」の発行・運営も行っています。同社は今後も、事業の立ち上げ期から成長期まで、各フェーズの人材事業者に合わせたサービスを提供していくとしています。
出典:ポーターズ株式会社