株式会社ナカトミ(代表:藤本 克彦)は、GSMJとの連携により、韓国の製造・ブランド企業が日本市場へ進出するための支援を本格化させる。対象はヘルスケアや生活用品分野が中心で、日本国内での販路開拓、流通ネットワークの構築、商品・ブランドのローカライズなどを支援する。韓国企業が日本市場へ円滑に参入し、事業を継続的に展開できるようにすることが狙いだ。

日本進出を阻む「商習慣」と「コミュニケーション」の壁
韓国の製造・ブランド企業が日本市場に参入するには、多くの課題がある。日本特有の商習慣や消費者ニーズを理解すること、販路を開拓すること、現地企業とのコミュニケーションを円滑に進めることなどだ。
日本貿易振興機構(JETRO)が2026年2月20日に公開した「日韓スタートアップ協力の可能性と課題」でも、韓国スタートアップ企業が日本に進出する際の課題が挙げられている。具体的には、日本企業独自の意思決定プロセスや、言語・書類・コミュニケーションの壁などである。ナカトミはこうした課題に対応するため、GSMJとの連携を通じて、韓国企業と日本市場をつなぐ協力体制の構築を進める。

販路から流通、ローカライズまで実務面を支援
今回の連携では、韓国の製造・ブランド企業が持つ製品や技術を日本市場に展開するための支援を行い、日韓企業間の継続的なビジネス協力を促す。ヘルスケアや生活用品分野を中心に、次のような実務面の支援体制を整備していく。
- 日本国内の販売チャネルの開拓
- 流通ネットワークの形成
- 日本市場の特性に合わせた商品・ブランドのローカライズ
同社は、単に商品を紹介したり取引機会をつくったりするだけでなく、日本市場での事業基盤づくりと中長期的な成長につながる協力関係を目指すとしている。
GSMJとは
GSMJ(Global SME Japan Market Entry Project)は、海外の中小企業やブランド企業の日本市場進出を支援するプロジェクトだ。商品・ブランドの紹介、マーケティング、プロモーション、事業連携などを通じて、日本市場におけるビジネス機会の創出を目指している。
日本を起点に東アジア展開も視野
ナカトミは、GSMJとの連携を通じて韓国製造・ブランド企業の日本市場への定着を支援するとともに、日韓双方の企業の強みを生かした新たな事業機会の創出を目指す。今後は、日本市場で築く協力基盤を活用し、将来的な東アジア市場への事業展開も視野に入れて、持続的な国際ビジネスネットワークの形成に取り組む方針だ。
同社は代表の藤本 克彦氏のもと、韓国の製造ブランド企業との協力関係を広げながら、日本市場での商品展開やブランド育成を支援していく。さらに、GSMJを通じた企業間ネットワークを活用し、日本を起点とした東アジア市場への展開を視野に、国境を越えた新たな事業機会の創出を目指すとしている。同社の事業協力分野は、韓国製造ブランド企業の日本市場進出支援、マーケティング、事業連携、東アジア市場への展開支援となっている。
出典:株式会社ナカトミ