介護施設向けAIプラットフォーム「みちケア」を手がけるシスタ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:梅谷雄紀)は、2026年11月1日(日)から、勤怠サービス「みちケア 勤怠」の無料提供を始めました。対象は、シフト自動生成AI「みちケア シフト」を契約している施設です。
「みちケア 勤怠」では、QRコードをかざすだけで出勤・休憩・退勤を記録できます。対象施設は追加の利用料なしで、施設にすでにあるタブレットやPCを職員全員のタイムレコーダーとして使えます。記録した出退勤は「みちケア シフト」の勤務表と同じ基盤に蓄積されるため、計画と実績をひとつの場所で管理できます。

無料提供の内容と利用条件
無料提供の対象は、「みちケア シフト」を契約中の施設で、新たに契約する施設も含まれます。初期費用・月額利用料はいずれもかかりません。ただし、今後追加される新機能・オプションの一部は有料となる場合があります。また、タブレットなどの端末、通信費、QRコードの印刷費は利用者側の負担です。
利用できる機能は次のとおりです。
- QRコードによる出勤・休憩・退勤の打刻
- 勤務状況ボード
- 打刻履歴の確認
- 職員ごとのQRコードの一括印刷
- 勤怠実績のCSV出力
必要なものは施設にあるタブレットまたはPCで、専用機器や設置工事は必要ありません。利用には申し込みが必要で、自動では利用開始されません。「みちケア シフト」を契約中の施設は別途申し込みが必要で、担当者から連絡があるとしています。これから「みちケア シフト」を検討する施設には、検討の際に「みちケア 勤怠」もあわせて案内されます。詳細や「みちケア シフト」とあわせた検討については、同社がメールで問い合わせを受け付けています。

計画と実績がバラバラという現場の課題
多くの介護施設では、勤務表(計画)をExcelなどで作成し、出退勤(実績)はタイムカードや個別の勤怠システムで管理しています。計画と実績のデータが別々に管理されているため、予実の照合や運営指導に備えた確認は手作業で行われているのが現状です。「みちケア シフト」の導入施設からも、「勤務表があるなら、出退勤もデータ連携できるようにしてほしい」という声が寄せられていました。
一方で、勤怠システムを新たに導入するには、費用に加えて職員情報の登録や機器の準備といった手間がかかり、導入のハードルになっていました。同社は2026年10月に「みちケア シフト」と自動で連携する「みちケア 勤怠」の提供を開始しており、それに続いて、契約施設が追加費用なしで出退勤の記録を始められるよう無料提供を決めました。勤務表と出退勤を同じ基盤に揃え、計画と実績の管理を日々の業務の中で無理なく行える環境づくりを目指しています。

「みちケア 勤怠」3つの特長
今の仕組みを変えずに、すぐ始められる
職員情報はみちケアのシフトから自動で同期されるため、新たな登録は不要です。専用機器の購入や設置工事も必要なく、管理画面から職員ごとのQRコードを一括印刷すれば、その日から運用を始められます。現在使っている勤怠・給与システムとの併用も可能です。
計画と実績をひとつの基盤で扱う
打刻ログはみちケアのシフト(計画)と同じデータ基盤に蓄積され、これまでエクセルとタイムカードなどに分かれていた計画と実績を一つの場所で扱えるようになります。「当日の勤務状況ボード」ではその日の出勤・休憩の状況をひと目で把握でき、打刻履歴も管理画面からいつでも確認できます。
安心して使える設計
カメラはQRコードの読み取りのみに使われ、画像の保存・送信は行いません。広告やトラッキングは一切なく、打刻データは暗号化された通信で送られます。今後は、勤務表と出退勤実績の照合や、勤務形態一覧表の作成支援などの機能拡張が予定されています。
「みちケア」は、独自AIによるシフト自動生成を起点に、勤怠記録や日々の業務計画までを同じデータ基盤でつなぐ介護施設向けAIプラットフォームです。2026年5月15日の正式リリース以来、特別養護老人ホーム、介護付有料老人ホーム、住宅型有料老人ホームなどで導入が進んでいます。シスタ株式会社は2024年9月24日設立で、「みちケア」の開発・提供のほか、介護施設運営も手がけています。
出典:シスタ株式会社