ブックオフグループホールディングス株式会社は、子会社でリユースショップ「BOOKOFF」などを運営するブックオフコーポレーション株式会社が展開するブックオフ宅配買取の「持ち込み発送サービス」について、累計利用件数が15万件を突破したと発表しました。サービス開始から約4年半での到達です。このサービスは、物流業界の集荷負担を軽くすることと、生活者のリユース体験や利便性を高めることを目的に、2022年3月28日から日本郵便の「e発送サービス 宛先ご指定便」と連携して提供されています。

ドライバー不足を背景に「持ち込む」発送へ
物流業界では担い手不足が続いています。国土交通省によると、トラックドライバーの有効求人倍率は全職業平均より約2倍高く、対策を講じない場合、2030年度には輸送能力が約34%不足する可能性が示されています。政府も2026年3月に「総合物流施策大綱(2026年度~2030年度)」を閣議決定し、物流の効率化や荷主・消費者の行動変容を進めています。
こうした状況を受けてブックオフが展開しているのが「持ち込み発送サービス」です。自宅で集荷を待つのではなく、利用者自身が郵便局やコンビニ、ロッカーなどへ荷物を持ち込んで発送します。サービス開始から約4年半となる2026年10月に、累計利用件数が15万件を超えました。
利用者にとっては、自宅で集荷を待つ必要がなく、近くにBOOKOFF店舗がない場合でも自分のタイミングで発送できるのが特徴です。店舗までの距離や、査定・集荷の待ち時間といった不要品を手放す際の負担を減らす選択肢の一つとして位置付けられています。なお、店舗でも査定を待たずに買取金額をアプリで受け取れる「おまかせ買取」が展開されています。

アプリ会員調査では79.8%が「家の近く」にコンビニ
これまで、店舗へ持ち込む場合は近くに店舗がないことや混雑時の査定待ち、宅配買取の場合は自宅に集荷が来るまでの待ち時間が、不要品を手放す際のハードルになっていました。ブックオフ公式アプリ会員8,725名を対象に、2026年6月3日~6月10日にインターネットで実施したリユース体験とコンビニ利用に関する調査では、次のような結果が出ています。
- 日常的に立ち寄りやすいコンビニが「家の近く」にある:79.8%
- 週1回以上コンビニを利用する:53.7%
- 生活動線上にコンビニがある:96.8%
持ち込み発送サービスは、ローソンやファミロッカーなどコンビニにある設備のほか、郵便局やPUDOステーションからも発送できます。近くにBOOKOFF店舗がない人や、集荷の時間に在宅しにくい人にとって、買い物や外出のついでに不要品を手放せる手段の一つとなっています。なお、ファミリーマート店舗のマルチコピー機などから発送する「ファミマでかんたん!ブックオフ買取」(2026年8月開始)とは別のサービスです。利用者の女性からは「忙しいので自宅で待たなくてよく、このようなプランがあるのはありがたい」との声が寄せられています。
利用の流れと15万件突破記念キャンペーン
4つのステップで発送から振り込みまで
- 宅配買取の申し込みフォームで、箱数を3箱以下、「貴金属を送る」を「いいえ」として申し込む
- 日本郵便の「e発送サービス 宛先ご指定便」のページで、箱数分の二次元コードを発行する
- 郵便局は窓口、ローソンはLoppi、PUDOステーション・ファミロッカーは各操作画面で二次元コードをスキャンし、荷物を持ち込む
- 査定結果がパソコンやスマートフォンに届き、後日、買取金額が振り込まれる
同社は、近くに店舗がない人や、少ない点数を手放したいときにもこのサービスを勧めています。「e発送サービス 宛先ご指定便」は、ECサイトと連携して個人間EC向けに提供されている「e発送サービス」の仕組みを活用した、返品・回収物流向けのサービスです。
抽選で600名にデジタルギフト
利用件数15万件の突破を記念し、2026年11月2日(月)0:00から11月30日(月)23:59までキャンペーンが実施されます。期間中に持ち込み発送サービスを利用した人の中から、抽選で600名に株式会社ギフティのデジタルギフト「えらべるPay®」500円分が贈られます。キャンペーンページは2026年11月2日(月)0:00に公開予定です。
ブックオフは今後も、距離や時間、手間といったハードルを減らし、日常の中で気軽にリユースを選べる環境を広げていくとしています。不要になったものを次に必要とする人へつなぐことで、ミッションである「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」の実現と、循環型社会への貢献を目指す方針です。